TAO建築設計


NAGAYA

『都会の農民』という希望に応える屋上菜園

建物西側全景。
建物西側全景。
屋上菜園から北側幼稚園を望む。
屋上菜園から北側幼稚園を望む。
屋上菜園から藻岩山を望む。バタフライ屋根からの雨水を左手の樽に集水、菜園に利用する仕掛け。
屋上菜園から藻岩山を望む。バタフライ屋根からの雨水を左手の樽に集水、菜園に利用する仕掛け。
建物西側全景。
建物西側全景。
建物西側夕景。
建物西側夕景。
親世帯から中庭越しに見る子世帯。
親世帯から中庭越しに見る子世帯。
親世帯へと続くアプローチ。
親世帯へと続くアプローチ。
子世帯エントランスホール。右側前面にシュークローク。
子世帯エントランスホール。右側前面にシュークローク。
子世帯リビング。
子世帯リビング。
上階からの子世帯リビング見下し。
上階からの子世帯リビング見下し。
子世帯ダイニングよりキッチンを望む。
子世帯ダイニングよりキッチンを望む。
バスコートに開いた明るい子世帯バスルーム。
バスコートに開いた明るい子世帯バスルーム。
子世帯ロフトへのはしご。
子世帯ロフトへのはしご。
子世帯LOFTから藻岩山を望む。
子世帯LOFTから藻岩山を望む。
親世帯和室。
親世帯和室。
親世帯バスルーム。
親世帯バスルーム。

施主は、札幌近郊の緑あふれる町から2世帯で札幌への移住を決断。中心部にほど近い住宅街においても、野菜づくりを趣味で楽しむ『都会の農民』を希望した。
細長い敷地の奥に平屋の親世帯、手前にスキップフロアが螺旋状に連続する2階建ての子世帯を配置。視線の高低差を利用して適度な距離感を保ちながら、水音に心なごむ中庭をはさみ、共有している。
もっとも目を引く特徴は、親世帯の屋上菜園。十分な日照を確保し、眺望も素晴らしい。子世帯バタフライ屋根は、親世帯と中庭へ雨水を集積するために考案。陽光と水、自然の恩恵をそのまま利用できるよう工夫した。
屋上の緑化は、夏涼しく、冬あたたかい室内環境づくりに役立っている。都市における省エネ・快適空間の創造に大いに参考となる住居であり、真の「ゆたかな暮らし」への提起となることを期待している。

所在地
札幌市中央区
家族構成
夫婦(40代)+子供1人+親夫婦(70代)
設計期間
2005.2〜2005.10
工期
2005.10〜2006.4
用途地域
第一種住居専用地域
敷地面積
350.28m2 (106坪)
建築面積
206.82m2 (62坪)
延床面積
264.78m2 (80坪)
構造規模
木造2階建 一部RC造
外部仕上
[屋根]厚0.35 ガルバリウム鋼板 横葺
[外壁]厚0.35 ガルバリウム鋼板 横葺、厚15 杉羽目板 縦貼、ウッドロングエコ塗装、コンクリート打放し
[建具]玄関扉:コンプウッド:羽目板ドア、窓:ノルド木製断熱サッシ(Low-E) 一部アルミ樹脂複合窓(Low-E)
主な内部仕上
[床]札幌軟石敷、フローリング
[壁]塗壁
[天井] 塗天井、吸音ボード
断熱仕様
[基礎]厚50 押出PSF B-3種
[屋根]厚50+50 押出PSF B-3種
[土間下]厚25 押出PSF B-3種
[外壁]厚50 押出PSF B-3種
施工
(株)大岡産業
 

NAGAYA
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